2013年8月5日月曜日

岩手発のトマトが収穫最盛期 東北農研センター開発

岩手発のトマトが収穫最盛期 東北農研センター開発
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130804_9
盛岡市下厨川の東北農業研究センター(今川俊明所長)が開発し、市販が今年から始まった調理用トマトの新品種「すずこま」が収穫最盛期を迎えている。栽培適応期間が長いのが特長で、これまでの品種の出荷ピークだった8~9月の前後の7、10月に出荷が可能。普及が期待されている。

 すずこまは今年3月、種子が市販され、県内では一関市、宮古市、奥州市などで栽培されている。

 大きさ7~8センチの果実が鈴なりに付くことから名付けられた。従来の調理用トマトの主品種「にたきこま」に比べ、種まきから収穫までの間が2、3週間短いわせ品種。しかも種まきは4~7月と栽培適応期間が長い。種まき時期に幅を持たせることで、品薄な時期の出荷も可能になる。

【写真=鈴なりに実が付いた「すずこま」。収穫の最盛期を迎えている=1日、奥州市江刺区田原】

(2013/08/04)

閖上の記憶・・・2013年8月1日