2013年3月22日金曜日

請願つれづれ・・・


東日本大震災復興調査特別委員会がありました。
請願2号の審査を行いました

◇「閖上地区被災市街地復興土地区画整理事業に関する集団移転先を区画整理区域外に求める請願」についての採択があり、
願意妥当の「採択すべき」という立場をとりました。が、
 
結果:(採択6名・不採択14名)・・不採択となりました
理由は、移転先を別に求めると事業が遅れるということです


日本国憲法では
第二二条
【居住・移転及び職業選択の自由、外国移住及び国籍離脱の自由】


  • 1 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
住民の権利や意向を汲んだ、災害復興であってほしいと思う

採択すべきの立場の理由として

1.昨年9月7日の個別面談の結果 
閖上に住む34.1% 閖上以外に移転希望41.4% 事業区域西側14.1% その他10.4%であり、土地区画整理地外(閖上地区)へ住居希望の方が沢山います、その方への対応は?

Q:閖上は好きだが多くの被災した土地あの惨事を思い出す場所へは住めない気持ちである
A:土地買い上げなど支援はするが、自力で場所を探してほしい
・・・市民へ寄り添った、市政ではないのか?勝手に、場所を探せと言うのか 

2.昔のコミュニティと歴史を守るため現地再建とする
Q:戻りたい人が2000人弱と少ないのに計画人口が3000人とは?
  外から、魅力ある閖上へ住んでもらうとは?
A:あくまでも、計画人口を目指す。閖上市民をバラバラにしたくない
・・・被災者の為の、復興資金であり、将来住む方の復興事業ではない
   住みたい人のコミュニティを守り、再建すべき

3.集団移転先を新たに求め変更した場合、事業が大幅に遅れるのか?
Q:請願の前に説明すべきで、意向調査の結果が反映されていない
  今更という感じである。
  事業を遅らせたのは執行部である、市民ではない
     
A:執行部聞き取りで、初めて「遅れるという事」が明らかになった
   担保すべきものは何もない
  住めない方への、対応は冷たい。
  事業は進めるが住めるのは早くて平成27年秋である
 事業の遅れは許されないという事で、反対が多かったのは残念である
 
     「請願審査」での決断は、大変重い決断である

今後の予定
3月21日 委員会調査報告書提出あり
3月22日 復興調査特別委員会で再建パターンの支援と負担額の内容が示される予定

3月25日 2月議会閉会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月30日
閖上地区復興まちづくりについて説明会
①午後2時~ ②午後7時~
開催場所:名取市文化会館小ホール

4月8日~28日
個別面談
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





2013年3月20日水曜日

Tpics Yuriage Plan


名取グローバルネットは、名取市議会議員4名で構成する議員会派です。

TOPICS

  • 2013 3.19