東日本大震災復興調査特別委員会がありました。
請願2号の審査を行いました
◇「閖上地区被災市街地復興土地区画整理事業に関する集団移転先を
願意妥当の「採択すべき」という立場をとりました。が、
結果:(採択6名・不採択14名)・・不採択となりました
理由は、移転先を別に求めると事業が遅れるということです
日本国憲法では
第二二条
【居住・移転及び職業選択の自由、外国移住及び国籍離脱の自由】
- 1 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
採択すべきの立場の理由として
1.昨年9月7日の個別面談の結果
閖上に住む34.1% 閖上以外に移転希望41.4% 事業区域西側14.1% その他10.4%であり、土地区画整理地外(閖上地区)へ住居希望の方が沢山います、その方への対応は?
Q:閖上は好きだが多くの被災した土地、あの惨事を思い出す場所へは住めない気持ちである
A:土地買い上げなど支援はするが、自力で場所を探してほしい
・・・市民へ寄り添った、市政ではないのか?勝手に、場所を探せと言うのか
2.昔のコミュニティと歴史を守るため現地再建とする
Q:戻りたい人が2000人弱と少ないのに計画人口が3000人とは?
外から、魅力ある閖上へ住んでもらうとは?
A:あくまでも、計画人口を目指す。閖上市民をバラバラにしたくない
・・・被災者の為の、復興資金であり、将来住む方の復興事業ではない
住みたい人のコミュニティを守り、再建すべき
3.集団移転先を新たに求め変更した場合、事業が大幅に遅れるのか?
Q:請願の前に説明すべきで、意向調査の結果が反映されていない
今更という感じである。
事業を遅らせたのは執行部である、市民ではない
A:執行部聞き取りで、初めて「遅れるという事」が明らかになった
担保すべきものは何もない
住めない方への、対応は冷たい。
事業は進めるが住めるのは早くて平成27年秋である
事業の遅れは許されないという事で、反対が多かったのは残念である
「請願審査」での決断は、大変重い決断である
今後の予定
3月21日 委員会調査報告書提出あり
3月22日 復興調査特別委員会で再建パターンの支援と負担額の内容が示される予定
3月25日 2月議会閉会
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3月30日
閖上地区復興まちづくりについて説明会
①午後2時~ ②午後7時~
開催場所:名取市文化会館小ホール
4月8日~28日
個別面談
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